裏山の木で建物を建てています。
究極の地産地消です。
裏山は元々はミカン畑だったそうです。
そこに、昔の人が木を植えたようです。
ミカンより、木を売ったほうが良いと思ったんでしょう。
特に高度成長期は、木材需要が旺盛で、木がお金になったんですね。
日本全国で山間の畑や田んぼを辞めて、植樹しているところがたくさんあります。
子の代、孫の代は、これで安泰だと考えたんだろうと思います。
でも、それから木材の価格は大きく下がりました。
今では手入れもされず放置され、誰に使われる予定もなく、切り出して売られるわけでもなく、
ただただ、そこで大きくなり続けている木々が、日本には大量にあります。
普段の生活の中で、木を原料としているものに触れることは非常に多いと思います。
家はもちろん、家具や食器など、それから紙も木材からできています。
日本中で、多くの木材が使われています。
でも、この取り残された木たちは、行く当てがないんです。
この、行く当てのなかった木たちが、今、僕たちの目の前で、圧倒的な存在感を放っています。
この構造体の圧倒的な存在感をみなさんに感じてもらいたいと思います。
きっと、裏山の木だとは信じられないと思います。
【構造見学会】
日時
8月23日(金)
① 13:30-15:00
② 15:30-17:00
8月24日(土)
③ 9:00-10:30
④ 11:00-12:30
⑤ 13:30-15:00
⑥ 15:30-17:00
見学会に参加希望の方は、事前に申し込みをお願いします。
申し込みされた方に、現場の住所をお伝えします。
お申し込みは、水野設計室のHP https://mizunosekkei.jp/itoshima-ishibadate03/ のお問い合わせより、下記をご記入のうえ、ご連絡ください。
1.氏名
2.住所
3.携帯電話
4.人数
5.希望日時
6.コメント(参加目的など)
建前の様子は、こちらからご覧ください。
https://mizunosekkei.jp/itoshima-ishibadate08/