大工志塾の修了制作で、板倉・石場建ての町営住宅を建てます!もちろん、手刻み!
おそらく、日本中どこを探しても、こんなチャレンジングな町営住宅はありません!
しかも、建てるのは、ベテラン大工ではありません。
ほとんどが弟子3年目などの、伝統構法を学び始めて日の浅い大工が研修として、これを建てます。
面白すぎる企画です。
私が設計を担当しています。
昨年の夏ごろから計画が始まり、町議会のみなさんへの説明や、この工法に全く不向きな性能評価の取得、多方面とのすり合わせなど、
ものすごく高いハードルを超えて、やっとここまでたどり着きました。
5月22日から、墨付けが始まります。
まだまだ課題山積ですが、いよいよかと思うと、楽しみで仕方ありません😁
これが完成したら、世の中が変わるきっかけになる気がします。
町の木を使って、
伝統工法を継承するための研修で大工が手刻みして、
持続可能性のかたまりのような町営住宅を建て、
都会からの移住者を受け入れ、
木に囲まれる快適な生活を送ってもらって、
この町を好きになってもらって、
定住者が増える
未来志向の町としてのブランドができる
良いイメージしか湧いてこない!
楽しみです😊
(写真は、この建物を修了制作で建てることになる2期生に、この建物のことを勉強してもらっている様子です)