先程、車のラジオから、
「日本は、資源も土地も少ない国なのに、燃やせない物を大量に消費しているのは、次世代のことを考えていない馬鹿げた行動だ。」というコメンテーターの発言が聞こえてきました。
全くその通りだと思います。
震災から1年がたとうとしています。
そんなにも時間がたってしまったのですね。
1年が経ち、被災地はまだガレキの撤去が終わっていません。
ガレキの受け入れに関しては、賛否両論あるのでしょうが、あまり進展が見られていないようです。
捨てられないゴミは、放射性物質を含んだガレキばかりではないのに。
放射性物質には過敏に反応してしまう世論。
現在、一般的な住宅には、簡単に処分できない建材がたくさん使われています。
土に還ることのできない物を使い続けているのです。
そして、それらの耐用年数は決して長くないのです。
20年、30年後にはゴミになる予定ですが、燃やすこともできないし、埋め立てることさえできないものもあります。
僕の記憶が確かならば、原子力発電で使われた核廃棄物は、地下深くに埋設しているんですよね?
処分できないものを使うだけ使って、次世代に処分を押し付けているのですね。
建材の問題も、核廃棄物の問題と大差ないように思えます。
考え直すときは、まさに今だと思うのですが。
という思いを抱きながら、予算という高い壁に負けて、「簡単に処分できない」材料を選択せざるを得ないこの現実。
心が痛みます。
どうにかしたいものです・・・・・