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お茶堂に使われている技術

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九州産業大学の学生が設計した「お茶堂」

このお茶堂は、伝統的な木造建築の技術を使って組み立てています。

 

その技術の中の一つが、「ほぞさし」と「込栓(こみせん)」です。

一方の木材に穴を掘って、もう一方の木材を細くした部分をその穴に差し込んで、横から込栓を打ち込んで、抜けないようになっています。

https://fb.watch/rh7yaGxuLX/

 

組み立ての手順は、

まず、寝かせた状態で合掌(三角形の屋根部分)を組みます。

合掌は、細い部材で屋根を支えるための技術で、その起源は竪穴式住居などの古い時代にさかのぼります。

このあと、この合掌を立てて並べていきます。

https://fb.watch/rh7zDo6esE/

 

本体の接合部には、釘・金物を使っていませんが、屋根下地や床板などは、ビス(木ネジ)で固定します。

実際の家づくりでも、柱や梁などの構造体の接合部は、金物を使わず木組みだけで造りますが、将来的に交換が必要になる部分は、釘やビスなど、交換が簡単な金物で取り付けることが多いです。

インパクトドライバーでビス固定は、簡単そうに見えますが、実際にやってみると、コツがわかるまでは、意外と難しい作業です。

https://fb.watch/rh7ChI9pax/

https://fb.watch/rh7ErZg3my/

こうなると、もはや、三角形のジャングルジムです。

屋根形状から考えると、このあとは、杉皮を敷いて、その上に茅葺きするのが、一番しっくりきますね(^^)

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