古川保さんのFB投稿のシェアです。
~~以下、転記~~
【ひどい実験】
足立正智氏から「データは重視したい」という意見があった。
岩波正氏からは「全データを公表すべきだ。違う形で統計をとると全く違う答えがでる」という意見があった。
著名な大学教授のデータならだれだって重視する。一般人を広報宣伝に使うなど、手の込んだデータである。そのデータの原本を見てみた。なんと驚きである
A邸寝室7.2℃浴室10.5℃ モデル住宅寝室21.0℃浴室20.7℃である。室温10℃程度だったら、実験しなくても、血圧は上がるし、誰だって寒い。
こんな実験で、国の政策が決められているのだ。専門家は老人ばかり。
~~以上、転記終わり~~
「A邸寝室7.2℃浴室10.5℃ モデル住宅寝室21.0℃浴室20.7℃である。室温10℃程度だったら、実験しなくても、血圧は上がるし、誰だって寒い。
こんな実験で、国の政策が決められているのだ。」
私は、九州以外に住んだことがないので、九州のことしかわかりませんが、
少なくとも、私の住む福岡では、今、国が推し進めている住宅の断熱性能の義務化が必要な状況にあるとは全く思えません。
適度な断熱さえしていれば、冷暖房コストはあまりかけなくても、そこそこ快適な生活ができます。
断熱性能の義務化によって、木造住宅の建築コストは増加します。
その増加した分の費用負担をするのは、もちろん、その家に住む人です。
必要のない性能アップが義務化されて、その費用は住む人が負担しなければならないんです。
「義務化」する必要があるでしょうか?
お金をかけて高性能な家に住みたい人はそれでいいと思いますが、
「そこそこ」の性能でいい人にまで「義務化」する意図が全く分かりません。
ちなみに、我が家はそこそこの断熱性能の家ですが、
夏にエアコンをつけるのは、おそらく2カ月間、この費用はおおよそ1万円~高くても2万円程度。
冬は薪ストーブしかつけないので、暖房費用はゼロ。
もし、高断熱性能の家にしていたとしても、夏のエアコンは必要でしょうし、費用面でのメリットはほとんどありません。
むしろ、高断熱にしたがために、家の中に入った熱気が抜けずに(基本的に窓を開ける生活なので、熱気は必ず家の中に入ってくる)、エアコンの使用頻度が増えてしまうかもしれません。
これでは、省エネにもならない、断熱で健康に変化もない
何のために「断熱性能の義務化」が必要なんでしょうか?
何十万円もかけて、必要のない断熱性能アップ、したくないです。
雪の多い、寒い地域に住んでいる人達にとっては、それは「断熱性能の低い家なんか住めない!」というのは当然でしょう。
でも、そんな人は、寒くて住めない家は建てないですよね。
自然と高断熱の家を建てたいと思うでしょう。
それを日本中、全国に押しつけないでいただきたい!
何でこんな単純なことが、頭のいい学者さんたちがわからないのか、不思議でなりません。