時代の最先端を行く、群馬県の山奥の小さな町
【神流町】(かんなまち)
人口1641人、高齢者比率62%
地方の小さな自治体の末路と言っては失礼かもしれませんが、
とてもじゃないけど、明るい未来があるとは言い難い現状の神流町
ここに、日本でおそらく史上初の「石場建て」「板倉」の町営住宅が完成しました。
小さな取り組みですが、神流町が想い描く、「持続可能な自治体」に向けた第一歩です。
神流町同様に存続の危機を迎えている、日本中の小さな自治体の注目の的となること、間違いなしでしょう。
この町営住宅の団地に、あと4棟、「石場建て」「板倉」の町営住宅が建設予定です。
その先には、神流町の明るい未来が待っているはずです。
ということで、設計監理を担当している私は、あと4年間はこの神流町に通わなければなりません(笑)
本日、群馬県の検査を受けて、
約1年かかった群馬県神流町 町営住宅の設計監理業務が、ようやく終わりを迎えました。
おそらく、日本で、史上初の「石場建て」「板倉」の町営住宅です。
木造建築に関わる人も、行政関係者も、誰も聞いたことがない、そんなことが出来るはずない、と思っているのではないでしょうか。
いや、むしろ、そんなことを考えたこともないはずです。
でも、できました。
神流町はすごい。
未来に向けて、
究極の持続可能な自治体に生まれ変わるために、
どんな市町村もやったことがないことに挑戦しました。
そして、遂に完成にこぎつけました。
これからまだ、全部で5年間で5棟、石場建て板倉の町営住宅建設が続きます。
私たちは、地方の小さな自治体の持続可能な在り方のモデルケースを、神流町とともに、作り上げていきたいと思います。
そして、
(自称)日本で最も充実した大工育成のカリキュラムを持つ大工志塾は、持続可能な社会を作ることができる大工を育て続けていきます。