ご報告です。
5月より、大工志塾の塾長に就任しました。
一般財団法人住宅産業研修財団と、優良工務店の会(QBC)が主催するこの大工志塾は、
全国の工務店に所属する若い大工見習いのみなさんに、伝統的な大工技術を身に付けてもらうための塾です。
毎年、30名程度の塾生が入塾し、研修期間の3年間で、
規矩術を中心とした大工の手の技術を身に付け、
大工として知っておくべき知識を学び、
集合研修で全国の仲間と切磋琢磨しながら技術向上を目指す、
大工志塾独自の育成プログラムで、大工の育成を行なっています。
3年間の研修の総まとめとなる修了制作は、
3年生の塾生(今年は18名)が、群馬県神流町の町営住宅40坪を墨付け刻み~上棟までやるという、とても大きなプロジェクトです。
今年は、5/19からの2週間で行われ、6/1に何とか上棟を迎えることができました。
塾長として迎える初の大仕事でしたが、多くのみなさんのご協力のおかげで、無事終えることができました。
みなさん、ありがとうございました。
そして、今月は修了制作を終えたばかりの3年生(3期生)の修了式、
さらに、6期生の入塾式もあります。
気を抜いている暇はありません(^^;)
今年の入塾生は若干少なめ、20名の予定です。
本当は30名程度でスタートしたいところです。
今なら、滑り込み入塾可能ですので、ご興味のある方は、ぜひご連絡ください!
入塾式は、6/16(金)です。
そしてそして、
修了制作で棟上げまで行った町営住宅は、私が設計監理を行なっていますので、12月の竣工を目指して、まだまだ仕事は続きます・・・(^^;)
この工事に入ってくれる大工さんも募集しています。ただし、日ごろ伝統工法での家づくりをやっている方に限ります。
もし、工事に興味のある方がいらっしゃいましたら、こちらも私までご連絡くださいm(__)m