先週末、九州大工志の会の第3回総会がありました。
この日のために、会長の古賀君とともに1ヶ月以上も前から準備を進め、どうにか当日を迎えました。
補足すると、大工志の会というのは、大工育成塾を修了した大工志(塾長の造語)が修了した後も継続して、技術や知識の向上や、全国の同志と協力して伝統構法を継承していくことを目的として発足した、まあ、要はOB会です。ちなみに僕は九州の副会長です。そして、この会の発起人ということで、全国の大工志の会の取りまとめ役でもあります。
話は戻って、今回のテーマは『木を知る、山を知る』ということで、講師に杉岡製材所の杉岡世邦さんを迎え、山と木についての講義をしていただきました。
まず、杉岡世邦さんと、杉岡さんが管理している山に入って、山の説明を受けました。
ほとんどの大工志は、材木の生産現場である山に入ったことがなかったようで、貴重な体験だったようです。
そして、次は貯木場。
最後に、製材所の中に入って、丸太を角材にするために、木取りの仕方を教えていただきました。
翌日は、国指定の重要文化財に指定されている、行徳家と平川家を、これまた杉岡さんの解説つきで見学しました。
本当に充実した2日間でした。
そして、次の日、かやぶき民家の再生工事の依頼が来て・・・
かやぶき民家を見学した次の日にこんな話が来るなんて信じられますか!?
まだちょっと先の話になりそうですが、がんばります。