これから、「墨付け・刻み(すみつけきざみ)」という作業に入っていきます。
墨付けというのは、構造材に「継手・仕口(つぎてしぐち)」という木材同士の組み合わせの場所や加工方法を書き込んでいく作業です。
刻みというのは、その墨付けにしたがって木材を加工していく作業です。
この墨付け刻みの前に、「番付(ばんづけ)」という作業もあります。
番付とは、使う木材の曲がりや木目を1本1本確認して、どの木材をどの場所に使うか決めるとても重要な作業です。
まさに「適材適所」を見極める作業です。
まずは、足固めの墨付けから。