
みなさん、知っていますか?
土葺きの瓦屋根って、どうやって瓦が固定されているのか・・・
実は、土の接着力と、
瓦同士の重なりが大きいので、上の瓦の重さで押さえられているだけです。
それでも、100年の風雨に耐えています。
台風で飛んでしまう危険性もあるし、
室内にボロボロと土が落ちているので、
桟瓦に葺き替えます。
下地からやり替える必要がありますので、
しばらく屋根の上での作業です。
熱中症対策として、社員全員に空調服を支給しました。
それでも、暑さに弱い僕は、屋根工事が終わるまでの数週間耐えられるか不安です(笑)
築100年の酒蔵の屋根替え工事が始まりました。
現在は、土葺きです。
室内にポロポロと土が落ちてきて困るということなので、桟瓦に葺き替えます。
軒先は飛散防止のために瓦の継ぎ目に漆喰(しっくい)を塗っています。
そでも、そで瓦ではなく、漆喰で塗り込んであります(セメントで塗り替え済み)が、どちらも剥がれてしまって、ボロボロと落ちてしまってます。
まずは古い瓦と土を全部おろしてしまいます。
土の下は、防水のための杉皮です。
その下地は割竹です。
垂木(たるき)がないところを踏むと、踏み抜いてしまうかもしれないので、慎重に作業を進めます。