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九州産業大学 基盤強化プロジェクト

九州産業大学 基盤強化プロジェクト

数年前から、九州産業大学の住居インテリア学科の学生に、木造住宅建築の実際の現場で使用されている技術を教える取り組みをしています。

過去の授業の様子↓

工学部 展望台を建設中

立花山に建設する展望台2基をお披露目!

2017年のブログの記事にも取り上げていますが、なかなかここまで木造建築に力を入れている大学は無いと思います。

2019年のテーマは、「お茶堂」です。

「お茶堂」というのは、高知にある町人と旅人の交流の場のようなものです。

まずは、この講義を選択した17人が4グループに分かれて、それぞれがテーマに沿って設計をします。

1棟しか建てられないので、グループコンペで1棟を選びます。

審査員は、学科の先生たちと、僕と、学生たち自身です。

そして、選ばれた作品の施工図面をみんなで考えます

さすがに、刻みは学生ではできないので、こちらで刻みます。

組み立ては、7月28日、九産大のオープンキャンパスの日(元々は21日に予定されていましたが、台風で延期になりました)

今日中に組み立て終わるか不安でしたが、無事に組み上がりました!

学生達も積極的に作業してくれて、とても充実した実習でした。

学生達のグループコンペで選ばれた作品を、実大模型として組み上げて、木造建築の実際の作り方を学ぶというこの授業。
私も建築学科出身ですが、なかなかここまで木造に注力している学校はありません。
「木造の勉強って、木造住宅を建てるためには重要だから、大学の建築学科ではたくさん勉強するんじゃないの?」と思う方もいるでしょう。
一般の方には不思議なことかもしれませんが、大学の建築学科では木造住宅について勉強する時間はそんなに多くありません。
特に実際に現場でおこなわれている施工方法を勉強する機会はほとんどありません。
そこにきて、九州産業大学の住居インテリア学科は、木造建築の現場で実際におこなわれている施工方法、もっと言うと伝統的な木造建築の技術も勉強してしまおうという、かなり尖った内容の授業を実施しています。
これは、本当にすごいことです。

オープンキャンパスに合わせてこの実習をやったのは、大学側もこの実習が、見学する高校生にアピールするポイントだと考えているということです。
今日の高校生の見学は20~30グループあったようで、みなさん、熱心に内容を聞いていました。

木造建築を重点的に勉強したいみなさん!九州産業大学の住居インテリア学科は、他の大学では学べない深い内容が学べますよ!

ついでに
大工になりたい方は、ぜひ、住幸房へご相談ください(^^)

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