全ての建築物を、真面目に法に適合させて、一体誰が幸せになるのでしょうか。
「全てを正しく真面目に」やることが必ずしも人を幸せにするわけではないという、典型的なパターンかなと思います。
真面目にやると、
山の中の畑の横に建てる農機具小屋も、構造計算が必要になります
つまり、自分で勝手にDIYで作れないてことです。
これで、誰が幸せになりますか?
あと、もっと真面目に言うと、
みなさんが家に作っているカーポート
あれも建築確認が必要です。
建築物ですから。
でも、誰もカーポートで建築確認取ってません。
誰も幸せにならない法律、作る意味ありますか?
~~以下、古川さんのFB投稿の転記~~
伝統的建築万歳167 2022年11月12日
【鶏舎建築】
Q1:調整区域に鶏舎は建てれますか
A1:農業の施設なので、開発行為は不要です。建てれます
Q2:鶏舎は建築物ですか
A2:建築物なので、建築確認が必要です
Q3:規模が300㎡を越えるのですが、構造計算は必要ですか。人は住まずに鶏が住むのですが
A3:基準法の1条は人の安全とうたってありますが、2025年から基準法改正があり、鶏が住もうが、300㎡を越えれば建築確認と構造計算が必要です。
鶏は背が低いので2段にすれば2階建てとなり、10㎡以上はすべて建築確認と検査が必要です
Q4:多くの農家は鶏舎建築に確認を出してないし、違反建築という話も聞いたことが無いのですが。
A4:カーポト、倉庫、ビニールハウス、温室、鶏舎、は建築物であり、都市計画区域内外問わず、規制がかかります。
Q5:取り締まるのは警察ですか?スピード違反は警察が取り締まりますが、違反建築は警察は取り締まらないのですか?
A5:これからどんどん増えますので手がまわりません。逆に、タレコミも、指摘も、困った人もいませんので、放置です。
ときどきコンプライアンスを言う人がいますので、苦慮しています。