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畳の手縫いワークショップを開催します

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【お知らせ】
開催を予告しておりました「畳の手縫いワークショップ」のご案内です。住幸房の単体のイベントではなく、NPO日本民家再生協会の九州沖縄地区の主催となりました。

滝口邸畳手縫いワークショップチラシ

今回の目玉は、ワークショップで作るミニ畳・ござランチョンマットです。持ち帰りできる「自分で作るお土産」です。
畳ワークショップの様子(参考)2(600)

ですが、やっぱり注目して欲しいのは、手作業による伝統的な畳作りの作業の方です。
畳表からくり(600)

今回、参加者に作ってもらう畳は、藁で作った「床(とこ)」に、い草で作った「畳表(たたみおもて)」を張り、綿を編んだ「縁(へり)」を縫い付けて作ります。

日頃、住宅の工事をしていると、畳を要望する人が減ってきていることをヒシヒシと感じます。特に、藁床の畳は敬遠されがちです。

今、住宅の現場で主流になっているのは、建材畳(けんざいたたみ)です。畳床をポリスチレンフォームや、インシュレーションボードなどの工業製品で構成してあります。虫がつきにくかったり、湿気に強かったりと、もちろんメリットもあるのですが、長時間座り続けるのに向いているとは思いません。僕には、どうしても硬く感じてしまいます。

手作業で作ると、どんな素材で作られているのか良く分かります。触ってもらえばわかりますが、本来、畳を構成する素材は、柔らかいものばかりです。この柔らかさが、座っても、寝転がっても気持ちいい、畳の魅力だと思います。

今回のワークショップでは、この畳の魅力がみなさんに伝わるように、若手畳職人さんが準備をしてくれています。

畳ワークショップの様子(参考)(600)

畳ワークショップの様子(参考)3

部屋を板張りにしようか畳にしようか悩んでいる方、住宅に使われる素材がどんなものなのか知りたい方、畳職人になりたい方(!?)、ぜひともご参加ください!!

今回の現場も、前回、えつり・泥付けワークショップを開催した、住幸房の再生工事中の現場です。
泥を付けた後がどのように仕上がっているのか、工事がどれくらい進んでいるのか、ぜひご来場いただいて、ご確認ください。

お昼ご飯は、恒例の、住幸房の料理長 滝口の絶品カレーです(^^)

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