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泣いて、逃げ出す

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子育てをする中で、自分の子どもの姿を見て、ふと自分の過去のことを思い出すことがあります。
先日も、娘が泣いている姿を見て、「そういえば、子どものころ、泣いて、逃げ出したことがあったな」と思い出したことがありました。

小学1年生の頃だったと思います。
周りの友達がスイミングスクールに通っていることを聞いて、
「僕も水泳を習いたい!」と両親にお願いし、近所のスイミングスクールの体験レッスンに行きました。
更衣室で着替えをしたのですが、回りは自分より年上のお兄さんたちばかり。しかも、みんな裸!(当たり前)完全に圧倒されてしまい、もうこの時点で帰りたくなって涙目に。
その後、ビート板の練習があったのですが、もう心が折れていたのか、途中でその練習もやめて、家に帰りました。
当然ながら、正式入会はしていません。
今でも、あの更衣室の雰囲気に圧倒された記憶は鮮明に残っています。

逃げ出したこと、もう一つあります。
これも小学1年生の頃だと思うのですが、
学校から家への帰り道に、空手の道場がありました。
帰り道に道場の様子を見て楽しそうと思ったのか、その道場に入門しました。
空手の型の練習は割と好きだったのですが、初めて組み手の練習をすることになりました。
相手は1つか2つ年上の先輩です。
防御の仕方がわからない私は、ローキック(空手だと下段蹴り?)を同じ箇所に数発連続で受けてしまい、
痛くて痛くて、その組み手の途中で泣きながら道場を出て、家に帰ってしまい、
そのままその道場を辞めました。

逃げ出したことは全く後悔していませんが、「あの時の俺、めちゃくちゃ格好悪かっただろうな~」と思います。
でも、他人からどう見られようが関係ない。
嫌なことからは逃げ出したっていい。
自分が決断したことをすぐに覆したっていい。
自分がやりたいことさえ見つかれば、それは頑張ることができる。
私が昔、泣きながら逃げ出したエピソードと共に、子ども達にこのことを伝えました。

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